JAF 公認 地方競技・クローズド競技(公認 No.2005-3302)
ガッキー杯 関西 DAY RALLY シリーズ  マッコーレホリデー2005
 日曜日のワンデイラリー

 最終試走日記
 

 本番を一週間後にひかえた3月5日に最終の全コース試走に出かけた。前日から降った雪がコースの行く手を阻むかと思われたが、進路上の雪は無く順調に進んでいった。
とは言え、道の雪は溶けているものの回りは今までの試走時よりも雪は多く、景色を眺めるのには最高の日となった。この分なら当日に雪が降っても道路上はよほどのことが無い限り溶けているだろう。事務局長いわく「コースは白、道は黒。ノーマルタイヤで走れるし当日も大丈夫」だそうだ。ただ、集合が朝早いので、念のためタイヤチェーンなどを持って来たほうが良いだろう。

 一応コース付近の写真を貼り付けておくので、雪が進路を妨げることは無いことがわかっていただけると思う(ここは7cpでした)

 コース途中では車椅子の方が利用できるトイレのある施設に挨拶もしながら最終確認を行った。特に問題になることは無くゴール。

 スタート&ゴールの河鹿荘で昼食を取った。

メニューは当日も昼食に予定されている地鶏丼。これがやはりブロイラーと違い少々固めだが美味であった。

雪景色の見えるいろりを囲んでの食事は格別であった。

 あとはラリーの配布書類を用意する追い込みの忙しい一週間が始まる。楽しさを目標としたラリーができあがっていると思うので皆さん楽しみにしてね(下図3cpです)

 では、出場を予定されている方、当日よろしくね。

  競技長 山口 貴利(text & photo)


 競技長からのお誘い

   

 ラリー競技は主な一般の人のイメージはパリ・ダーカルラリーのように砂漠を走るイメージがあるかもしれない。でも、今回のラリーはそんな砂漠などあるわけもなく、日本人が和むような田園地帯を走るのである。それも、制限速度以下のスピードでのんびりとだ。

 では、何で競うのかというと時間の正確さであるこれは、日本人が得意にしていると言うか、皆さんが毎日行っていることである。たとえば朝6時に起きて食事や洗顔をして7時に家を出て会社に向かい、8時から仕事だとしよう。これをラリーに置き換えると6時にラリーがスタート。朝食、洗顔等のやるべきことをして決まった時間に家を出で、会社に到着。このやるべきことが主催者が与えた指示速度であり、8時の仕事開始がラリーでは1チェックポイントとなる。もちろん会社でも8時に遅れれば遅刻というペナルティーが与えられる。また、早く着いたからといって仕事を始めると労基法的にはサービス残業のペナルティーとなる。つまり早くても遅くてもペナルティーとなるわけだ。ただ、ラリーの場合はチェックポイントはシークレットなのでどこに出てくるかは公表されていない。指示された速度のとおり走れば、いつチェックポイントが出てきても減点は与えられないはずだ。ところがそううまくいかないのが世の常で、競技として成立するわけだ。

 と、こんなことを書いてしまったために余計に判らなくなったという人もいるかもしれない。ひとついえることは主催者の与えた指示速度どおりに走れば良いと言うことだけ覚えておいて欲しい。

さて、競技の内容が判った(?)ところで、今回のコースサイドの見所を少し紹介しておこう。まずスタート・ゴールは美山町の自然文化村河鹿荘に置いた。ここは本当ならラリー終了後にバラ風呂に入っていただきたいところだったが、残念ながら3月31日まで休業しており、お風呂に入っていただくわけにはいかない。ただかやぶきの部屋で食事を取っていただくことは出来るかも。このページからもリンクが張ってあるので一度見て欲しい(自然文化村のページへ)。ラリー以外でも利用して欲しいポイントのひとつである。

 ここをスタートするとすぐに中地区のかやぶき集落を通る。今回試走した2月27日は雪が積もり、それなりの風情もあったが、雪のないかやぶき集落のほうが私は好きだ。ぜひとも、自分の目で見ていただきたい。

 また、美山名水の神田の水も有名なスポットだ。ラリー中は無理だが帰りにゆっくりと飲んでみればいかがかな。(下図は1cp。“美山名水に注意して”ってブリーフィングで説明したでしょ)

 あと、今回のラリーコースの中で私の気に入ったスポットは京北町にあるつり橋。走行中は写真のようには見えないが、夏にゆっくりと来てみたいポイントである。(4cp)

   そんなコースをゆっくりしと夫婦や恋人同士で参加するのはいかがかな。ただし、二人とも免許証を持っていることが条件なのだが。ラリーは、ドライバーとナビゲーターの二人で協力して行うがナビゲーターは運転しないからといって免許証が無くても良いことは無いのだ。気のあったもの同士なら楽しく1日過ごせるのではないだろうか。でも、けんかして別れても私は責任を持たないのであしからず。

   皆様のご参加をお待ちします。

  競技長 山口 貴利(text & photo)
 


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